◆矯正歯科は非常に専門性の高い分野です|◆矯正認定医による矯正治療を強くお勧めします|◆早期治療(小児矯正のメリット)|◆一般歯科医院と矯正専門医院での矯正治療の違い|◆なかさと歯科クリニックの矯正治療5つのメリット|◆矯正治療の流れのご説明|◆矯正治療の料金
現在の医療法においては、歯科医師の国家試験に合格しさえすれば専門知識が乏しくても診療科目として矯正歯科はもちろん小児歯科、歯科口腔外科でも診療科目として掲げる事が可能です。しかし矯正歯科の場合は他の科と違い非常に専門性が高く、またセファロ分析(右写真)といった高度な分析技術と診断能力及びそれを反映させる治療技術を必要とされます。そのため、矯正歯科のスペシャリストである日本矯正歯科学会認定医になるためには、最低7〜8年かけて大学病院の矯正歯科や様々な矯正歯科関連の学会に所属しながら診断及び治療技術のトレーニングを行いつつ矯正関連の研究論文と資格試験に合格する事が必要なのです。
さらに、認定医を指導する立場の専門医となると、さらに10年近くの経験と症例実績がなければ専門医になることはできません。
矯正認定医(又は矯正専門医)による矯正治療を強くお勧めします!
我流もしくは2、3日の講習会等で矯正治療を始める一般歯科・小児歯科医の増加により、我々矯正歯科専門医から見ると非常に稚拙な診断及び治療技術により、抜く必要の無い歯、もしくは抜いてはいけない歯を抜いていたり、矯正治療前よりも咬み合わせが悪化していたり、顎関節症を発症したり、治療期間が非常に長い、等々の苦情が年々増加しています。ただ、中には一般歯科医・小児歯科医で矯正歯科治療もきちんとできる方もいらっしゃるかもしれません。(ちなみに、日本矯正歯科学会認定医は、全国に約2,000人いますが、全国に70,000件近くの歯科医院の数から考えると、まだまだの人数なのです。さらに日本矯正歯科学会専門医となると、たったの298人しかいません)
しかし、矯正歯科医は100人の患者さんを診たら、100人全員が矯正歯科の患者さん。100時間勉強したら100時間矯正に関する勉強をしているわけですから矯正歯科患者が数%に満たない一般歯科・小児歯科の先生との違いは小さくないはずです。
以上のことから矯正治療を考えておられる方、もしくはお母様は、矯正認定医による相談を受けられる事を強くお勧め致します。
学童期に行う小児矯正治療は歯のはえかわり、顎骨の成長を利用する事のできる唯一の時期です。このタイミングで矯正治療を始めてあげることにより、得られるメリットは以下のようにたくさんあります。
1.抜歯の可能性が減ります。
顎を広げたり顎の成長を促す事により、抜歯の可能性を減らせる事ができます。成長後矯正治療をした場合2〜4本の永久歯抜歯が必要な場合でも、小児期から矯正治療を行う事により非抜歯にて治療が可能になる確率が高くなります 。
2.仕上りが良くなります。
歯の大きさが極端に大きく、いずれ抜歯が必要となるケースであっても、矯正治療の仕上がりが変わってきます。顎の成長をバランスよく保つ事により、矯正がより良く仕上がります 。
3.顎の曲がりの程度を減らす事ができます。
顎骨の成長期においてアンバランスな噛み合わせとなっている場合、放置する事によりより変形の程度が強くなることがあります。小児期は噛み合わせを改善することにより顎変位が改善する可能性が成人よりも高くなっております。また、成長が残っている段階で改善してあげる事により 、顎の成長のバランスもとれ、顎の成長により偏位(曲がり)自体が改善される可能性も十分あります 。
4.手術の可能性を減らす事ができます。
歯の生え変わりの時期に歯の傾きが原因で受け口になっている場合、放置する事により悪い傾きの歯にそって顎が成長し、成長が止まる頃には顎のずれが大きくなりすぎて改善には顎の手術を併用した矯正治療が必要となることがあります。あらかじめ噛み合わせを治す事により噛み合 わせのバランスのとれた顎の成長が起こり手術の必要性が減少します 。
5.固定式装置の装着期間を減少できます。
あらかじめ小児矯正時期に歯並びを改善する事により、本格矯正が必要となった時、治療期間を短くすることができます 。
6.歯並びが悪くはえてくる状態を減少させます。
乳歯の抜歯タイミングをコントロールする事により、悪い方向にはえる原因を減少させ、噛み合わせを良い状態に導きます 。
7.コンプレックスの解消
早期に歯並びを改善する事により、生え変わり時期の悪い噛み合わせを原因とする極端な歯のすり減り、顎への負担を減少させます 。
早めに目立つ部分の歯並びを改善してあげる事によって、からかいやいじめの対象となっている状態を改善しコンプレックスを 解消する事により、健全な精神発達の環境を整えてあげる事ができます 。
矯正治療を受けるときには、「一般歯科医院での矯正治療」と「矯正専門医院での矯正治療」のいずれかを選択すると思います。
一般歯科医院と矯正専門医院とでは、何が違うのでしょうか?
一般歯科医院での矯正治療の弱点は、やはり専門性に劣ってしまうことです。先ほども書きましたとおり、矯正専門医院の患者さんは100人いれば100人全員が矯正歯科の患者さんですので、常に矯正治療を行なっている意味での専門性もありますし、矯正認定医資格を持っている歯科医師が多いです。
逆に、一般歯科医院で行なう矯正治療のメリットとして、最大のメリットは、やはり料金の安さだと思います。矯正治療は、保険が効きませんので、100万円近くもかかるケースがあり、矯正をしたくてもなかなか踏み出せない方が多いなかで、少しでも安い方が魅力的だと思います。
1.矯正専門医による専門的な矯正治療!
なかさと歯科クリニックでは、矯正専門医を外部から招聘していますので、一般歯科医院でも矯正専門医院と同レベル、またはそれ以上のレベルの専門的な矯正治療を受けることが可能です。
2.矯正金額が良心的!
もちろん、歯科医院によって矯正料金は異なりますが、矯正専門医院よりも矯正料金が良心的といえます。詳しくは、ページ最後の矯正料金をご覧ください。
なぜ、外部から専門医を招聘して、それでいて専門医院よりも良心的な矯正価格なのか? ・・・「できるだけ多くの方に良心的な価格で、専門的な矯正治療を受けてほしい」、そんな院長(私)の気持ちと考えてください。
3.矯正歯科がメインではないので無理に勧めない!
矯正で相談に来られる方の中には、矯正治療をする必要がないレベルの場合や、まだ矯正治療を受けるには早い時期の場合もあります。なかさと歯科クリニックでは、矯正治療がメインではありませんので、無理には勧めませんし、最適な時期に最適な治療法を選択していただいています。
4.矯正以外のあらゆる角度から歯の診断が出来る!
矯正の患者さまの中には、かぶせ物の治療が良い場合や歯周病から歯並びが悪くなった場合など、矯正治療がベストな治療ではないケースもあります。なかさと歯科クリニックでは、矯正認定医だけではなく院長も診断しますので、あらゆる角度からベストな治療法を探って提案します。
5.矯正以外の治療が発生した時でも同じ場所で治療ができる!
矯正専門医院の場合、むし歯治療や抜歯やブラッシング指導など、矯正以外の治療が発生したときには、他の歯科医院を紹介することが多いですが、なかさと歯科クリニックでは、もちろん自院ですべて対応ができますので、患者さまにも余計な負担(金銭的・心理的)がかかりません。
●矯正相談
(保険診療分のご負担のみ頂戴しています:初診の方は約2,500円くらいです)
お口の中を診察しながら、歯並びやかみ合わせについてお話しを詳しくお聞きします。より詳しく正確な情報をご提供するため、被曝線量は従来の7分の1のデジタルレントゲンにて顎全体のレントゲン写真をおとりします。
レントゲン写真をコンピューターにて分析したうえで、歯並び・かみ合わせの問題点をお話し、具体的な治療方法、治療開始時期、治療期間、費用などについて詳しくご説明いたします。いよいよお口の中に装置をセットします。装置の周りのブラッシング方法、装置のセットに伴う今後の様々な反応、来院間隔(通常は 1 ヶ月に 1 回の調整)などについてご説明いたします。
●ブラッシング指導について
矯正装置をセットすると、どうしても歯が磨きにくくなってしまうため、歯科衛生士によるブラッシング指導と口腔衛生管理について詳しくご説明いたします。また、装置をセットして最初の 1 ヶ月間は通常の矯正治療とは別に予約をとっていただき、1〜2週間間隔で口腔内のチェックを行います。しっかりと磨けているかチェックし、磨けていなければ再度ブラッシング指導を行いむし歯の予防に努めます。
先ほどもお伝えしたように、「矯正治療をできるだけ良心的な価格で」と考えています。
また、クレジットカードでのお支払いも可能ですので、一括払いだけではなく、患者さまに合わせたお支払い方法を選択していただけます。
矯正治療の料金(税別) | ||||
大人の矯正 | 子供の矯正 | 部分矯正 | ||
1期 | 2期 | |||
透明装置の矯正(セラミック) | 550,000円 (税込605,000円) |
300,000 (税込330,000円) |
250,000円 (税込275,000円) |
50,000円〜 200,000円 (税込55,000円〜 220,000円) |
調整・観察料 | 3,000円〜5,000円 (税込3,300円〜5,500円) |
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検査・診断料(1回のみ) | 35,000円 (税込38,500円) |
※調整・観察料は、毎月のご来院時に頂戴しています。
※症例によって、保定装置料 :片顎25,000円(税込27,500円)、上下顎50,000円(税込55,000円)、保定時の観察料:3,000円(税込3,300円)が生じる場合があります。
※子供の早期反対咬合治療の装置料(プレオルソ・ムーシールド)は、100,000円(税込110,000円)です。
まずはお気軽にご相談ください。
矯正のご相談TEL:011-582-8000